看護師が勤務している病院では、救急の患者が入院をすることもあります。救急車で運ばれてきた患者は体の状態が非常に悪化していることもあるので、通常の入院患者とは異なった方法で看護をしなければいけないことも多いです。
緊急で入院をした患者に対し看護師はまずしなければいけないことは、入院した患者を安心させることです。自宅や会社などにいて突然痛みなどが発症して救急車に運ばれた患者は気持ちが動揺していることも多いことから、看護をする人が気持ちを安定させてあげることが必要です。
ケガが原因で病院に救急で運ばれた人も、気持ちを静めてあげることが必要です。救急で入院した患者を安心させなければいけないのは、患者の体や心が安定した状態でないと、十分な治療や看護がしにくくなるからです。病気やケガを発症した患者が体を回復するためには、安静な状態を維持することが必要になります。
看護師は救急で入院をした患者だけでなく、患者の家族のことも安心させる必要があります。患者本人と同じように患者の家族も救急で入院したことに動揺している場合が多いので、気持ちを落ち着かせることがまず必要です。家族が患者の看護を手助けしなければいけないので、家族の協力が不可欠になります。