国家試験の合格率というのは確かに難易度に大きく影響することになるのですが、受験資格というのがありますから必ずしも合格率が低くなる、高くなる、ということがその資格の難易度によって違ってくるわけでもないです。
例えば医者などはそうです。日本でも屈指の資格であるわけですが、まず受けるのに医学部のカリキュラムに合格するということがありますので、受けていること自体既にすごいことになります。薬剤師などもそうであり、合格する確率というのは受けられているのであれば相当高いです。
だからといって簡単な資格であるのかといえば全くそんなことはなく、極めて難しい試験であると言えるでしょう。医療関係の資格は特にそうしたことが多いです。まず、受けることに関してはハードルが高いので、決して受験者数と合格した率というのが必ずしも難易度に反比例していくわけではないというのはよく覚えておきましょう。
受験資格のハードルが低い国家資格というのも意外とあるのですがそうしたものは割と率が低くなっていることが多いです。記念に受けてみるという人も意外に多く、試験当日やはり受かる気がしないので欠席するということも意外だったりしますから注意しましょう。