履歴書や職務経歴書には、資格を書く欄が設けられています。何も書かなくても問題はありませんが、書ける資格があるとアピールになるのは確かです。中でも信頼があるのは、民間よりも国家資格だと言われています。努力の証にもなりますし、資格手当てが支給されるケースもあります。
ただ、ネックになるのが難易度ではないでしょうか。国家資格の中には合格率が10%を切る試験がありますし、一筋縄には進まないのが現実です。何度も何度も受験をするのは、心身と経済面で大きな負担になってしまいます。
効率良く勉強をすることで、一発合格を可能に出来るのではないでしょうか。基本的な勉強方法としては、過去問の攻略が挙げられます。出題者にとって最も避けたいのは、出題ミスをして全員が正解になってしまうことです。無難な出題を目指す傾向にありますし、過去問の数字を少し変えて問題を出すことがあります。従って過去問を何度も繰り返し解いておくことが、合格への近道と言えます。もう一つが、スクールの活用ではないでしょうか。行政書士や宅建士は難関ですが、全国の至るところにスクールが設けられています。講師が合格へのポイントをレクチャーしてくれますし、答案練習や模擬試験を受けることが出来ます。少しお金はかかってしまいますが、確実な勉強方法と言えるのではないでしょうか。年々試験は難しくなりますし、年を重ねると記憶力は低下してしまいます。期限を区切って、ひたむきに勉強することが重要です。